ジャンプ編集部が徹底解説!よくあるハウツー本とは一味違う、ヒット作家の技を目で見て学ぶ本

おすすめ本
こんな人にオススメ!
ジャンプの漫画が好きで、漫画家になりたいと思ったことがある

ノートの余白に落書きをした経験はありませんか?
パラパラ漫画や四コマを書いて、クラスの友達と共有したことは?

何を隠そう私自身、『将来は漫画家に…』と夢見る少年少女たちの一人でした。

懐かしいあの頃を思い出させてくれる一冊です。

つばめ
つばめ

漫画家になりたかったけど、今はただの漫画好き!

そんな私が推したい、この本のオススメポイントを3つ紹介します!

1. ジャンプ漫画が好きなら読んで損なし!

冒頭数ページはワンピースの完成原稿見本コーナーとなっており、本を開いた瞬間からテンションが上がります!

ワンピース鬼滅の刃呪術廻戦ヒロアカの他、大人気ヒット作を生み出したジャンプ作家たちへのインタビューがボリュームたっぷりで読み応え抜群です。

本格的に漫画家を目指していなくても大丈夫!

むしろ私のように、小さい頃から漫画が大好きで漫画を描きたいな~と思いつつ、上手く描けず諦めてしまった人に向けた内容なのではと思います。

2. ただのハウツー本ではない

この本は、コマ割りやセリフ回し、キャラの作り方などといった、技術的なことはあまり解説されていません。

とにかく読者に漫画を描いてみたい!と思わせることに力を入れているようです。

出版元が『週刊少年ジャンプ編集部』とだけあって、実際に持ち込みする人が知りたいであろう内容がぎっしり詰まっています。

つばめ
つばめ

よくあるハウツー本とは一味違うよ!

対話形式でコミック仕立てになっているページもあり、活字が苦手…という人でも読みやすいように工夫されています。

『コーセイ』という少年がジャンプに持ち込みをして、編集者の『サイトウ』に色々教えてもらう、という流れなのですが、コーセイは読者が知りたいことを全部聞いてくれますね!(そりゃそうか)

随所随所に、ジャンプ編集部からのメッセージがちりばめられています。

編集部
編集部

下手くそでもいいから描いてみよう!

最後まで描き切ってみて!

要約すると、こんな感じ。↑
やっぱり最後まで描ききるのが大事なんですね…!

3. 究極のショート漫画が掲載!さすがプロ

この本の一番の見どころは、やっぱり作家別の2ページ漫画でしょう!

4人の作家が同じお題で2ページ漫画のネームを競作し、どういうところに気を付けて、何を意識して描いたのかを解説してくれています。

つばめ
つばめ

編集部目線のコメントも!

工夫が積み重なることで、読みやすさに繋がるんだね!

まさに、目で見て学べ!という章ですね。

『銀魂』でおなじみの、空知英秋先生の2ページ漫画が個人的にツボでした。(笑)

まとめ

さすがジャンプ編集部だな~と思ったのですが、この本何がすごいって、ターゲット層が広い!

ターゲット層(と思われる)
・漫画を描きたいけど、描いたことがない人。
・ジャンプ編集部に持ち込みしたいと思ってる人。
・漫画家を目指して日々修行中の人。
・ジャンプのファン。

全体を通して、全く漫画を描いたことがない人でも『描きたい!という気持ちさえあれば大丈夫!』と思わせてくれるような内容になっています。

まさにタイトル通り!

既に漫画家を目指し修行中、という人には少し物足りないのでは…と思いきや、プロが実際に使っているペンや紙のメーカーだったり、デジタルに関するプロ目線のコメント等もたっぷり掲載されています。

『別に漫画家を目指してはいないけど、ジャンプ連載陣のインタビューには興味がある!』という人にもオススメしたいです!

ターゲット層が広い、と言った意味がお分かりいただけたでしょうか。(笑)

つばめ
つばめ

2021年4月発売の本です!

割と最近の本なので、知ってる作家さんも多いはず!

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